Development Micro-econometrics Study Group: Code Notes

日本語で経済学分析に有用なコードの備忘録を作成しています。We provide explanations of useful codes in Japanese for data cleaning, analysis, visualization like memorandum. Our software focuses on STATA, R, Python.

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

STATAでlocal変数の共通部分を抜き出す。

localは、複数の変数を指定するとき、また、何かの結果を一時保存するのに非常に有用である。その組み合わせ技として、local変数同士から新たなlocal変数を定義したいことがあった(例は一番下)。ここでは、二つのlocalの組から共通の変数を新しいlocalとして…

STATAで変数や文字列の組でループを回す。

STTAで文字列や変数のループを回すときに使うコード。localを用いて変数の組を作り、それぞれのグループの何番目かを指定することでループを作る。 例えば、ANCOVAで複数の回帰分析をループで回したいとき、outcomeとbaselineでのoutcomeの組を指定したい。 …

Stataのegen sum()とgen sum()

変数を作成・加工する際に使用するsum()関数は、egenかgen(またはreplace)かによって、出力が異なる。 例えば、 以下のようなデータを考える。 id var1 a 1 b 2 c 3 この時、egenとgenそれぞれでvar1変数をsum()すると、 egen var1_sum_egen = sum(var1) g…

STATAで複数の変数をまとめて指定する。

STATAで複数の変数を同時に指定したいときがある。例えば、所得が分類ごとに分かれているときに、それらをすべて足し合わせて総所得を計算するとき(変数を足し合わせるコマンドはここではegen rowtotalを用いる)などだ。以下では二つの方法を紹介する。 変数…