Development Micro-econometrics Study Group: Code Notes

日本語で経済学分析に有用なコードの備忘録を作成しています。We provide explanations of useful codes in Japanese for data cleaning, analysis, visualization like memorandum. Our software focuses on STATA, R, Python.

STATAでlocal変数の共通部分を抜き出す。

localは、複数の変数を指定するとき、また、何かの結果を一時保存するのに非常に有用である。その組み合わせ技として、local変数同士から新たなlocal変数を定義したいことがあった(例は一番下)。ここでは、二つのlocalの組から共通の変数を新しいlocalとして定義することを考える。

まずは二つのlocalを定義する。

local cov1 "X1 X2 X3"
local cov2 "X2 X3 X4"

(これらのlocalは`cov1'などとすれば呼び起せる。)そしてこの共通部分である X2 X3を新しいlocalとして定義する。

local common : list cov1 & cov2

displayでうまくいったか確認する。

dis `common'

localはすべて同時に回さないといけないことに注意が必要である。例えば↑をひとつづつ実行しても記憶されない。

参考: Manipulating locals via macro lists