Stataでグラフを別ウインドウで表示させない
Stataでグラフを描く際、デフォルトでは別ウインドウでグラフが表示される。 しかし、大量のグラフなどを出力したい時など、毎回別ウインドウで表示させる必要がない場合もある。 このような時に、グラフを描くコードを回しながらもグラフ自体は別ウインドウで表示させない方法が2つある:
set graph off
と先に宣言するgraph ~~
という場合、オプションでnodraw
をつける
どちらもグラフを描くコードを走らせながらもグラフ自体はStata上で表示させないが、2では graph export ~~
等でグラフを特定の形式のファイルに出力できない(2はsave
は可能。 1はexport
も可能)。
また1は、set graph on
を宣言すると再びグラフを別ウインドウで表示してくれるため、特定の部分だけグラフを表示させないことも可能:
set graph off histgram ~~~ graph export ~~~ set graph on graph twoway scatter ~~~
とすると、histrogram~~~
により作成されるヒストグラムは別ウインドウで表示されないまま graph export
で出力でき、その後の graph twoway scatter ~~
はグラフ自体も表示される。